auto_awesome DAA講演資料

60点を一瞬で、100点はプロの手で ― AIベクター化時代のデザイン分業

AIで画像は作れる。でも、仕事のデータには なっていない ― その「ここだけ直して」に応えられず困っていませんか? 60点を一瞬で、100点はプロの手で。2026.8.6(木)13:10-14:00 オンライン、講師コンマリ

まず、この話から

AIで画像は、作れるようになった。
でも、仕事のデータには なっていない。

その「ここだけ直して」に、
応えられず困っていませんか?

STEP00

2026年の転換点

「ポン出し」から「編集できるデータ」へ

生成画像はビットマップのまま

ビットマップ画像のイメージ
  • closeきれいだが1枚の画像でしかない
  • close「ここだけ直して」に応えられない
  • close完成品として使うしかなかった

Illustratorの「コンセプトからベクター生成」なら

編集可能なベクターデータのイメージ
  • check_circle編集可能なベクターデータに変換できる
  • check_circle生成した絵が「完成品」でなく「素材」になる
  • check_circle配色替え・差し替え・展開が自由にできる
lightbulb

今日のゴール:明日、自分の案件1本を「パーツ分解×レイヤー」の型で試せるようになること

route

TODAY'S FLOW(50分)

今日の流れ

01

初心者でも60点

定型プロンプトで案出し

02

パーツに分けて生成

1枚絵まるごとの失敗と対比

03

レイヤーで仕上げ+展開

配色・テイストの量産

04

プロンプトの定型化

YAMLでチーム共有

05

分業+安全に使う

AIと人の役割分担

06

特典+QA

プレゼント配布

STEP01

デモ①

初心者でも60点

あなたは一流のグラフィックデザイナー兼日本語タイポグラファーです。
次の告知ポスターのデザイン案を1枚作ってください。

案件: 夏のファミリーキャンプイベント
一番伝えたいこと: 子連れでも気軽に参加できる
見た人にしてほしいこと: 日時を見て申し込みたくなる

必ず入れる要素(優先順位順・実際の文字で入れる):
1. タイトル「サマーキャンプフェス」— ベタ打ち禁止。ロゴのようにレタリングを設計する。ただし最優先は可読性: 全部の文字の字形を正確に保ち、一目で読めること。文字の大小や角度で躍動感を出し、山・テント・炎のモチーフは文字の「まわり」に添える(文字そのものをモチーフに置き換えたり変形したりしない)
2. メインビジュアル(山・テント・焚き火)— タイトルと絡む構図に
3. 日時「8.22 SAT」と場所(タイトルの次に目立つ)
4. 申込QRコードの位置(四角の枠でよい)

デザイン指定:
- ブランドカラー #1E4E8C・#F5B301 を基調に、差し色1色だけ可
- フラットデザイン。大きさの差で情報の優先順位を表現
- 余白を広めに、どこか1カ所「おっ」と目を引く遊びを入れる
- 禁止: 読めない日本語・崩れた文字 / ありきたりなテンプレ風 / 文字をただ並べただけの構図
定型プロンプトの実出力例(サマーキャンプフェスのポスター案)

左のプロンプトをGeminiでそのまま実行した出力(無修正)。細かい文字の乱れはイラレで打ち直す前提

lightbulb

誰がやっても、このレベルのたたき台が安定して出る。100点への仕上げがプロの仕事

STEP02

デモ②

1枚絵まるごとのベクター化、失敗します

完成イラスト1枚を生成すると

1枚絵のイメージ

要素が全部混ざった1枚絵。見た目はきれい、雰囲気も伝わる

そのままベクター化すると

複雑なパスの塊のイメージ

編集できない、複雑なパスの塊。印刷実務では使い物にならない

science

実機検証で確定:今日いちばん伝えたい「NG」パターン(2026-07-15検証)

STEP02

デモ②(メイン)

正解は、パーツに分けて生成する

1枚のレイアウトを5つのパーツに分解してから、個別に生成する

パーツ分解のインフォグラフィック
title

タイトル

landscape

背景

star

メインモチーフ

eco

装飾

view_agenda

情報帯

① 個別に生成

パーツごとに1点ずつ

② 個別にベクター化

「コンセプトからベクター生成」を使う

③ 編集可能な素材に

差し替え・配色替えが自由

※ベクター生成は生成クレジットを消費します(プランの上限に注意)

STEP02

デモ②(つづき)

全部まとめて「素材シート」にして

デモ①の画像をGeminiで開いて、これを貼るだけ

このポスターを、ベクター化用の「素材シート」1枚に
分解してください。

パーツを3列×3行くらいのグリッドに整列して並べる
(1つずつ重ならず、余白を広く):
①タイトルロゴ
②背景(山・空など)
③メインモチーフ(テント・焚き火など)
④装飾(太陽・月・星など)
⑤人物
⑥日付・場所のブロック
⑦QRコードの枠+ラベル文字
⑧キャッチコピー

条件:
- 白背景。各パーツは1回だけ、同じ絵を繰り返し描かない
- ラベルや説明の文字は勝手に足さない
  (パーツ内にある文字はそのまま入れる)
- 色・テイスト・字形は元のポスターのまま保つ
素材シートの実出力例
lightbulb

鉄則は「1パーツ=1モチーフ」

STEP03

デモ③

レイヤーで重ねて仕上げる+展開

レイヤーが重なるイメージ

layersレイヤーで重ねる

背景→モチーフ→装飾→情報帯→タイトルの順で重ねて完成させる

配色バリエーションのイメージ

palette配色・テイストを展開

同じレイアウトのまま配色替え・和風/ポップなどテイスト変更

restaurant量産の実例:レシピカード

レイアウトは固定、中身(料理名・写真)だけ差し替えて量産する。印刷会社の定型フォーマットにもそのまま応用できる

STEP04

プロンプトの定型化

「これをYAML形式にして」と頼むだけ

ブランドカラーをコードで固定して、チームで品質を揃える。作り方は3ステップ

  1. 1今日のプロンプト(デモ①)をGeminiに貼る
  2. 2「これをYAML形式にして」と頼む → 右の形になる
  3. 3brand_colorsを自社の色に差し替えて保存。以後はsubjectだけ書き替えて使い回す
role: グラフィックデザイナー
brand_colors: ["#1E4E8C", "#F5B301", "#FFFFFF"]
mood: フラット・ミニマル・プロフェッショナル
rules:
  - 白背景・塗りは3色以内・グラデーションなし
  - 輪郭は太めの均一な線。質感・影は入れない
  - 余白を広めに、モチーフは端に触れない
  - 指定していない要素・文字を足さない
subject: "{ここにモチーフを記述}"
groups

属人化しない。誰が発注しても同じ品質の素材が出てくる仕組み

shield

STEP 05

人とAIの分業+安全に使うために

boltAIの仕事

パーツの生成・展開・量産。スピードと物量

check_circleプロの仕事

パーツを選ぶ・重ねる・仕上げる判断。
品質の最終責任を持つ

water_dropウォーターマーク

消さずに「つかない生成方法」を選ぶ(有料プラン・API)

gavel商用利用

ツールごとの規約を確認してから使う

inventory_2

TAKEAWAYS

持ち帰りツール

auto_awesome
今日だけの特典

定型プロンプトGemを無料プレゼント

作りたい媒体を伝えるだけで、
ラフからパーツ生成まで並走するGem

勝ちパターンの整理→レイアウトYAML→ラフ画像→パーツ分解まで一気通貫

download Gemを受け取る
description

当日使用プロンプト一式

デモ①②③の全プロンプト

alternate_email

コンマリ X アカウント

@konmari_tweet

今日できるようになったこと

bolt

定型プロンプトで60点を安定して出せる

extension

パーツ分解でベクター化を成功させる

layers

レイヤーで重ねて配色を展開する

groups

プロンプト共有でチームの品質を揃える

AIは60点を一瞬で。100点に仕上げるのは、あなたの仕事です。